2009年9月6日日曜日

ペコやらポコやら






歴代「ペコちゃん」東京・銀座に大集合
不二家の店頭でおなじみの人気キャラクター「ペコちゃん」の歴代人形を集めた「銀座ペコちゃんミュージアム」が24日、東京・中央区の不二家銀座ビルにオープンした。
同社の創業100年とペコちゃん誕生60年を2010年に迎えるのを前に期間限定で企画した。1960~70年代に親しまれた両手をポケットに入れたタイプや、いつ店頭にあったのか確認できないという両腕が電動で動く人形など、約130点が展示されている。限定グッズの販売コーナーもある。
入場無料で9月6日(午前11時~午後7時)まで。人気が出れば、常設も検討するという。
ペコちゃんは、お菓子が大好きな6歳の女の子という設定で誕生、50年に旧銀座店に初めて置かれた。
(2009年8月24日18時26分 読売新聞)

1体20万円?「ペコちゃん人形」暴力団員が盗む
不二家(本社・東京都)の「ペコちゃん人形」を盗んだとして、和歌山東署は1日、住所不定、暴力団組員稲葉洋容疑者(42)を窃盗容疑で逮捕した。稲葉容疑者は「自分はやっていない」と容疑を否認しているという。
発表によると、稲葉容疑者は今年2月12日、和歌山市有本の「不二家有本店」の入り口に置いてあったペコちゃん人形(高さ1メートル10、重さ11キロ)を盗んだ疑い。
稲葉容疑者は別の男と同店を訪れ、人形を抱えて持ち去り、車で逃げたという。目撃した店員が覚えていた車のナンバーから稲葉容疑者の犯行がわかった。
捜査関係者によると、大阪市内の古物店で、ペコちゃん人形が1体20万円前後で計8体販売されていることが判明。同署は稲葉容疑者らが持ち込んだ可能性が高いとみて任意提出を受け、調べている。
不二家広報によると、店舗用のペコちゃん人形は全国に約650体あり、今年1~2月、和歌山県内で5体、大阪府内3体、兵庫県内2体など近畿各地で計11体盗まれる被害があったという。
(2009年9月2日10時47分 読売新聞)

訪れたのが金曜日の夕方と言うこともあったのだろう。会場に子供達は少なく、大きなお友達がいっぱいいた。ミニステージショーもあったのだが、じゃんけんやクイズなどのゲームに手を上げるのも大きなお友達たち。ペコちゃんの着ぐるみと握手してもらっていて、みんなほんとうに嬉しそうだった。

展覧会場のミニステージでは、ペコちゃんの年齢を「7歳」と言っていたように思ったが、wikiで調べるとペコちゃん6歳、ポコちゃん7歳とある。聞き違えたのだろう。

ところで、ペコちゃんは最初から6歳の女の子という設定ではなかったということを知った。1958年秋、新聞に「ペコちゃんいくつ?」と題する懸賞広告が掲載されている。

| 朝日新聞 1958年09月1日 夕刊 2面 |

ポコちゃんらしき男の子が「ぼくしってるよ おしえてあげようか」と言っているが、実は正解があっての懸賞ではない。正解を決めるための懸賞なのだ。応募要項には「いちばん応募数の多い年令をペコちゃんの年令とし、抽せんで素晴らしい商品を差し上げます。」と書かれているのである。

おっとしまった、結果発表(12月24日)の記事を見るのを忘れてしまった。このつづきはまた。

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