| hongo | sep. 2009 |
東京都水道歴史館。水道のマンホールに刻まれた東京都のシンボルを追って、ついにここまで来てしまいました。というわけでもないのだが、本郷で用事を済ませたあと、本郷三丁目の駅に戻る途中、「東京都水道歴史館500m →」という案内板を見つけて、面白そうだと寄ってみた次第である。
ひょっとすると東京都の紋章の変遷もここで見られるかもしれない、という考えもあったのだが、残念ながらさほど見あたらなかった。
こういうの(↓)は、丹青社とか乃村工藝社の企画で作られるのだろうか。(→追記参照)
けっして嫌いではない。むしろ博物館のこういう展示は好きなのだが、水道料金や税金からの支出であると考えると、ここまで必要なものなのかどうか複雑な気分になる。入場無料の上、イヤホンガイドまで貸してくれるのだ。
東京都水道歴史館
→http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/pp/rekisi/index.html
閉館時間になってしまって見ることができなかったが、ライブラリーもある。
水道局はこんな施設も作っている!
水の科学館|東京都水道局
→http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/pp/kagakukan/kagaku.html
下水道局も同様の施設を持っているのではないか? 検索してみた。あった。
虹の下水道館 -下水道に関する体験型展示施設(東京・お台場)-
→http://www.nijinogesuidoukan.jp/index.html
「東京下水道物語:下水道の歴史を年表や下水道管、マンホールなどで紹介。本物の下水道管もあるよ。」
これは行ってみなければなるまい。
で、水飲み場である。水道局の施設の水飲み場。水道歴史館の建物の裏手、配水池上部の人工地盤の上に作られた公園が、「本郷給水所公苑」である。
バラ園を中心とした開放的な西洋庭園
明治25年(1892)東京市水道局が買収し給水場を建設、1898年に配水池が完成した。
その後、ポンプ場の完成を経て昭和49年(1974)配水池拡張工事を完了した。
その配水池上部の使用許可を得た文京区が公苑を開設したものである。
武蔵野の雑木林のイメージをもとに造られた和風庭園と、
バラ園を中心とした開放的な西洋庭園からできている。
本郷給水所公苑/レッツエンジョイ東京
→http://www.enjoytokyo.jp/OD003Detail.html?SPOT_ID=l_00016330
東京都水道局が管理する本郷給水所の上部の人工地盤上に造成された公苑です。苑内は2つの区画に分かれ、和風庭園では池と四阿(あずまや)を中心として雑木林と流れ、沼を配し、武蔵野を散策するイメージを味わえます。洋風庭園は、フランス式の幾何学的模様でデザインされ、彫刻を中心に両側にあるパーゴラや地球儀、時計に囲まれた色とりどりの花が咲き誇るバラ園となっています。バラ園の入り口は広場となっていて、母子像が設置されています。また、和風庭園の奥の一角には、江戸時代の神田上水が復原展示されています。ここは隣接する水道博物館の野外展示場ともなっています。
文京区 本郷給水所公苑
→http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kouen_annai_kuritukouen_kouen_hongoukyuusuijyokouen.html
バラ園の雰囲気たっぷりの水飲み場であった。
大きな地図で見る
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追記:20091004
乃村工藝社の仕事でした。
乃村工藝社 - 東京都水道歴史館 リニューアル
→http://www.nomurakougei.co.jp/achievements/cultural/tokyo_water.html
「情報のユニバーサルを目的とした4カ国対応の音声ガイドを新規に納品」だそうです。
しかも、今年6月にリニューアルオープンしたばかりであった。
1日、東京都水道歴史館をリニューアルオープンした。老朽施設の更新に併せ、高度浄水処理など最先端の技術を紹介するため展示内容の一部を変更。1日には記念式典が行われ、内海正彰サービス推進部長は「平成7年の開館以降、40万人近い方々に足を運んでいただいている。これからも、新しいお客さまを数多くお迎えして、一人でも多くの方に喜んでいただくため、特段の努力をお願いしたい」と期待を述べた。
写真ニュース:東京都水道局 水道歴史館が再出発-日本水道新聞社
→http://www.suido-gesuido.co.jp/blog/photo/2009/06/post_537.html
2009年10月04日取得
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