2011年5月31日火曜日

公園遊具:飛鳥山公園の人魚など

飛鳥山公園は、ほかにも置物型遊具が充実していまして。

* * *

人魚。


| asukayama | may 2011 |

手裏剣を構えているわけじゃありません。たぶん。


| asukayama | may 2011 |

人魚が乗っている台はこれか↓


| asukayama | may 2011 |

岡本太郎風の森。


| asukayama | may 2011 |

ポンポン船と蒸気機関車。


| asukayama | may 2011 |

こびとたちの家。


| asukayama | may 2011 |

シンデレラ城。


| asukayama | may 2011 |

そして城壁。


| asukayama | may 2011 |

2011年5月29日日曜日

公園遊具:飛鳥山公園の動物たち

飛鳥山公園にはじつにヴァラエティ溢れる動物たちがいます。

色違いのカメ1号。


| asukayama | may 2011 |

カメ2号。


| asukayama | may 2011 |

カメ3号。


| asukayama | may 2011 |

リス1号。


| asukayama | may 2011 |

リス2号。


| asukayama | may 2011 |

子ぶた1号。


| asukayama | may 2011 |

子ぶた2号。


| asukayama | may 2011 |

子ぶた3号。


| asukayama | may 2011 |

妙な塗り分けのうさぎ。


| asukayama | may 2011 |

オットセイ。


| asukayama | may 2011 |

しろくまくんも。


| asukayama | may 2011 |

かばくんも。


| asukayama | may 2011 |

ひつじ。


| asukayama | may 2011 |

きりんは、模様が塗られています。


| asukayama | may 2011 |

私個人はモダニストなので、塗装していないほうが好きなんですけどね。


しろくまとか。



象とか。



公園遊具:大井町・JR団地の生き物たち


創造性を発揮しすぎるのもどうかと思うわけです。


りすとか。



かわうそとか。



公園遊具:南六郷三丁目先の子豚たち

2011年5月20日金曜日

公園遊具:戸山公園の滑り台

象の滑り台つながりで再掲。



| toyama | mar. 2010 |

公園の入口からは真横からの姿がみえるので、最初はただの置物だと思いました。


| toyama | apr. 2010 |

後ろに回ってみて、お尻がわれているのでびっくり。


| toyama | apr. 2010 |

比較的リアルな造形なので、ぱっくりふたつに割れていることにやや違和感があります。


| toyama | apr. 2010 |

もとどおりにくっつけてあげたい(笑)。

2011年5月19日木曜日

公園遊具:大蔵運動公園の滑り台

そうです。象です。


| okura 3 | jul. 2010 |

シッポを昇って、


| okura 3 | jul. 2010 |

ハナを滑る。


| okura 3 | jul. 2010 |


2011年5月18日水曜日

公園遊具:飛鳥山公園の滑り台

そうです。象です。


| asukayama | may 2011 |

階段を昇って……


| asukayama | may 2011 |

滑り降りる。


| asukayama | may 2011 |

そこに象がいる必然性は全くありません。


| asukayama | may 2011 |

後ろ姿に悲哀を感じませんか。

2011年5月17日火曜日

公園遊具:大鳥居児童公園の滑り台

うさぎ、だったのではないかと思います。元の姿は。


| otorii | sep. 2011 |

悪の博士の遺伝子実験により、鋼鉄製の滑り台に改造されてしまったのです。


| otorii | sep. 2011 |

うさぎの口元から伸びた滑り台部分を手で隠してみていただくと、博士の恐るべき仕事ぶりを理解していただけるかと思います。


| otorii | sep. 2011 |

かわいらしさの片鱗は、わずか顔の表情に残るのみです。

2011年5月16日月曜日

東京都写真美術館:ベッティナ ランス 写真展



ベッティナ ランス写真展
MADE IN PARADISE 女神たちの楽園
セレブたちの美しき幻影と気品
2011年3月26日 ( 土 ) ~ 5月15日 ( 日 )
東京都写真美術館

客層がいつになくおしゃれ。道端ジェシカのポートレートを使ったポスター、フライヤーの勝利です。
最近、写真展ではカメラ男子、カメラ女子といった感じの人びとを多く見かけるのですが、それとはまた違う雰囲気。女子も一眼レフをハスに掛けていたりはしない(笑)。

展覧会サイトの告知の一部を引用すると……

1978年、初めての被写体にストリッパーを選んで以来、女性をモデルとした作品を数多く発表してきた彼女は一貫して、女性たちが生まれながらにしてまとう華やかさと儚さ、内面から湧き出る美や苦悩、憂いを写し出してきました。その被写体にはマドンナ、シャロン・ストーン、ケイト・モス、ソフィー・マルソー、シンディ・クロフォードなど、映画や音楽、ファッション界で一時代を築いた魅惑的な女性たちが名前を連ね、レンズの前で飾り気のない心情や濃厚な人間性を惜しげもなくさらしています。

* * *

とても良かった。が、どのように良かったのか、なぜ良かったのか。
以下メモランダム。

写真が真を写すものであるとして、それではここに写されている「真」とはいったい何なのか。誰から見た真なのか。誰にとっての真なのか。と、そういう視点で作品を見てみる。

写されている女優たち、モデルたちは、入念にメイクを施されている。スタイリストも、ヘアメイクも付いている。スタジオとは限らないかもしれないが、背景や小道具もきちんんとセッティングされている。光線ももちろん計算されたもの。さりげない会話の合間に現れた女優の素顔、という類の写真ではない。とらえられているのはそう言う意味での「真」の姿ではない。スナップではない。徹底的に演出されている。会場で流されていたビデオで、その演出の一端を垣間見ることができる。

ではその演出はどこを向いているのか。

写っているのは、そのモデル、その女優がありたいと思っている姿。写真を見る者たちが、彼女たちはかくあるであろうと考える姿。あるいはその方向でありながらも、それを超える姿。ベッティナ・ランスは、その姿を、衣装、メイク、小物、セット等々を用いながら、モデルとともにつくり出す。演出家と女優。女優は与えられた役柄を演じる。演出家はその意図——背後には、その写真を見る者たちの視線がある——を最高に表現すべく、手を尽くす。

ここに写された「真」とは、モデルたちがイメージする自分自身であり、演出家が意図した彼女たちの姿であり、鑑賞者たちが期待する彼女たちであり、それらすべてが一致したところに「真」があり、写されたものが「写真」。

とはいえ、これでは一般論に過ぎないかもしれない。どのような写真なのか、を説明しただけ。なぜ、すばらしいのか。なにがベッティナ・ランスの写真を他の誰の写真でもないものにしているのか。色彩、コントラストといったフィルム上の技術的なものなのか。メイク、スタイリング、セット、ライティング、スタジオなのか。あるいは、モデルがありたいと考える姿になることを可能にする演出の力なのか。

いつものように、私には分からない、ということが分かった。

2011年5月14日土曜日

ラフォーレミュージアム原宿:
ヘンリー・ダーガー展



ヘンリー・ダーガー展
アメリカン・イノセンス。純真なる妄想が導く『非現実の王国で』
2011年4月23日(土)~2011年5月15日(日)
ラフォーレミュージアム原宿

ダーガーの作品を最初に見たのは1997年。資生堂ザ・ギンザ・アートスペースでの展覧会で、であった。下はそのときの記事。

アウトサイダー・アート―ヘンリー・ダーガーが生んだ少女たちの王国
16日までの午前11時―午後7時(日曜・祝日は午後6時まで)、中央区銀座7の8の10のザ・ギンザビル地下1階、ザ・ギンザ・アートスペース。無料。孤独な幼年期を過ごした男性が生涯描き続けた、少女を主人公とする絵物語。作品十四点とともに、ダーガーの過ごした部屋の様子も写真で紹介する。
『朝日新聞』1997年2月4日、朝刊、22頁。

強烈な印象であった。

その後ダーガーの展覧会は2002年にワタリウムで、2007年に原美術館で開催されているが、見に行っていない。
いや、ワタリウムには行ったかもしれない。記憶が曖昧だ。

作品については展覧会サイトも含めいろいろなところで紹介されているので、私が書くまでもない。倒錯的な世界観は印象に残っていたとおりであったが、暴力的なシーンは記憶していなかった。もっとも、今回日本初公開の作品が多数ある(64点中21点)。必ずしも記憶違いではないかもしれない。

今回の展覧会は、ヘンリー・ダーガーという人間と彼の作品世界に焦点を当てている。彼が作品を制作するために用いた特殊な技法——雑誌などの切り抜きからのトレス——についてはごく軽く触れられている。

* * *

じつは今回の展覧会で最も印象に残ったのは、大伸ばしにされたダーガーの部屋の写真であった。


『Henry Darger's Room 851 Webster』インペリアルプレス、2007年4月、7頁。

暖炉の手前に剥き出しのまま積み上げられたレコードの山。


『Henry Darger's Room 851 Webster』インペリアルプレス、2007年4月、7頁、部分。

ダーガーの部屋には蓄音機があった(下の写真の中央)。
そしてその隣に、もうひとつの機械。
これはおそらくディスク・オルゴールの再生機。


『Henry Darger's Room 851 Webster』インペリアルプレス、2007年4月、23頁。

さらに隣の台にはオルゴールの円盤が重ねられている。


『Henry Darger's Room 851 Webster』インペリアルプレス、2007年4月、23頁、部分。

円盤は左の蓄音機よりも大きいので、レコードではないだろう。

研究者によれば、ダーガーは所有するレコードの曲名をリストにしていたという。

大きなラッパ付きの蓄音機は残ったが、レコード・コレクション(ヘンリーは曲名を几帳面に一覧表にしていた)は業者に売却されてしまった。

Happily his record player with its huge horn remained, but his large record collection, which he had catalogued with such care, was sold to a dealer.

ジョン・M・マグレガー(小出由紀子訳)「ヘンリー・ダーガーの部屋 変容するアウトサイダー・アート空間」『Henry Darger's Room 851 Webster』インペリアルプレス、2007年4月、66頁(英文79頁)。

ダーガーに関するいくつかの本を見てみたが、彼のレコード・コレクションについてはそれ以上の言及は見つけられなかった。

いったい、ダーガーはどのような音楽を聴いていたのだろう。彼の孤独な世界の中で、ヴィヴィアン・ガールズの物語にはどんな曲が付けられていたのだろう。




アール・ブリュットつながりで。



尾崎文彦の元気 無垢の眼II


2011年5月10日火曜日

エレベーター

謎のピクトの案内板。


| kanda | may 2011 |

じっさいには赤い矢印の先にはエレベーターと、その向かいに階段室があります。なので、「階段・エレベーター」と文字で記すか、「エレベーター」もピクトグラムにするか統一すべきところですね。
悩んでしまいました。