上野公園を歩いていて、ふと違和感を覚え、足を止めた。
マンホールである。
マンホールの表面に東京都のシンボルが彫刻されている。そのシンボルのカタチが変なのだ。
ただしいシンボルは、
である。
外側の黒い円と内側の白い円はほぼ同じ太さであるし、6方に拡がる線は先が尖っているのだ。比べてみればすぐに分かるが、冒頭の写真のマンホールに施された紋章は、えらく適当なのである。
いったん気になりだすと、もういけない。帰り道はずっと下ばかり向いて歩いた。しかもまっすぐ歩くのではなく、前方のマンホール向かって、右に行ったり、左に行ったり。変な人である。自分が意識するほどひとは他人の行動に注目はしていないものとはいえ、マンホールの写真ばかり撮っている人がいたら、自分なら振り返ってしまうかも知れない。あやしい。
紋章のカタチはさまざま。かなり適当である。
さてさて、マンホールにおける都の紋章のいい加減な使いかたを見て思い出したのが、2009年4月の「ワッペン作り直し事件」である。
長くなるので、この項つづく。
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