いや、だから愛好会はもういいから。
東京国立博物館の東洋館が耐震工事のため休館中で、8月から表慶館で一部の展示を行っている。
東京国立博物館:東洋館
※東洋館は、2009年6月8日(月)より、耐震補強工事のため休館しております。開館は2012年の予定です。東洋館休館中は、2009年8月4日(火)より表慶館(アジアギャラリー)などで東洋の美術・工芸・考古遺物の展示をしています。
(http://www.tnm.go.jp/jp/guide/map/toyokan.html)
東京国立博物館のなかでも表慶館はとても好きな空間である。平成館ができる以前は古いガラスの展示台に考古学資料が並んでいた。展示方法それ自体が考古学資料のような空間であった。自然光が入り、人も少なく、田舎の小さな博物館のような雰囲気が良かった。ロンドンのヴィクトリア&アルバート・ミュージアムの古い展示室で同様のガラスケースを見たとき、ああ、これがかつての博物館の標準的な展示方法だったのだな、と思ったものだ。
近年は特別展の会場に使われ、展覧会がないときは自由にはいることができず、また入れたとしても撮影ができなかったので残念に思っていた。いつまでの予定か分からないが、自由に見学できるようになって嬉しい。
ただ、2階は閉鎖されていた。両翼端の階段が美しいのに、あれを上がれないのは残念である。
床の美しいモザイクタイルを隠すようなパネルの置きかたも残念。
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