下は、有栖川公園の銅像。タイトルは(たぶん)「僕は少年新聞や」。
テーマは同じ、新聞少年。
いろいろ見比べてみるのだけれども、顔の向き、手の位置、足の位置、半袖半ズボンに帽子姿はほぼ同じ。でも聖蹟公園の少年(上)は有栖川公園の新聞少年(下)に比べて、どうもバランスが悪い。
品川区の解説によると、「夜明け」は、「昭和二十四年に二宮尊徳像が建立さられたが、昭和四十二年に石井鐵太郎[地元の社会活動家]によって、現在の子ども達が親しみやすい像ということで改めて新聞少年の像が贈られた」とあります。
そして有栖川公園の新聞少年は、朝倉響子(彫刻家朝倉文夫の次女)の作品で、昭和三十三年に建てられたものとのことで、聖蹟公園の銅像よりもずっと古いようですね。
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有栖川公園の銅像の台座には詩が刻まれています。
僕は少年新聞や
軽くしごけば新聞のインキがプンと匂います大事にかかえて走るときマラソン選手のようでしょうぼくは元気な新聞や
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