みえないちから
2010年10月30日(土)〜2011年2月27日(日)
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
この展覧会では,……さまざまなエネルギーや現象としての振動をめぐる多様に解釈されうる「みえないちから」を表現する作品を紹介します.
どれも面白かったですよ。
でも、メディア・アートって何?
相変わらず分かりません。何が分からないのか、考えてみましたがよく分かりません。
たぶん、モノがそこに、そのようなカタチで存在する理由が分からないからなのだと思います(観る側の問題ですけど)。
Q. デザインの創造は制約を受けいれますか?
A. デザインが制約に負うところは大きいと思います。
Q. どのような制約?
A. およそ制約とみなされるものすべて。
デザイン上の問題解決に有効なカギもここにあります。
デザイナーは出来る限り多くの制約を認識する能力を備えるべきだし、
それらの制約に喜んで、また熱意をもって当たる、といったことです。
制約は、価格、サイズ、強度、バランス、表面処理、時間など
キリなくありますね。
Q. デザインは法則に従いますか?
A. 制約だけで充分でしょう。
答える人:チャールズ・イームズ(「イームズ・デザイン展」図録、2001年、11頁)
デザインというものは、多くの制約があって、求められる様々な条件をクリアしてゆくことで、なぜそのカタチなのかということが見えてくる。カタチは異なってくるし、問題解決の程度も様々だけれども、目指す方向はそれほど大きくはぶれない。理由や問題が使い手の側の問題であるので、そのモノを手にしてみればどれほど問題が解決されているのか、なにが問題だったのか、説明されなくても使い手が評価できる。
でも、ここにあるものは、たとえば使っている電球がもう一つ多くても、あるいは少なくてもいいじゃない? 木でできているけど、アルミじゃだめなの? 「触らないでください」と注意書きするなら、最初から触れることができないようにすればいいじゃない? きっと理由があるはずなのだけれども、私にはさっぱりです。まずは問題を理解するところからはじめなければ。
* * *
ICCの案内図がいい。
同じ場所にありながら、東京オペラシティ アートギャラリーの地図は、きまじめ。新宿駅から案内するか、初台駅から案内するかの違いもあるけれども。
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