2011年2月20日日曜日

東京国立近代美術館工芸館:現代の人形展




所蔵作品展 現代の人形
—— 珠玉の人形コレクション ——
2010年12月3日(金)~2011年2月20日(日)
東京国立近代美術館 工芸館


人形と彫刻の違いってどこにあるのだろう、と思ったのです。
モチーフ? サイズ? 素材? 表現?

もちろん、「人形」としか言いようのない作品もあります。
でも、「彫刻展」というタイトルの展覧会に出品されていれば、ああそうなのか、と思うようなものもあります。


高浜かの子「騎馬戦」1940年

人間だけが人形ではないですよね。
動物も、人形ですよね。


高浜かの子「夢の中に遊ぶ」1940年

サイズが小さいから、人形?


川上南甫「うららか」1974年

人間のようだから、人形?


川上南甫「伝説の池畔」1974年

シチュエーションまで作り込まれていれば、人形?


野口園生「木の芽時」1981年

素材が布なら、人形?


川崎プッペ「女」1959年

等身大でも、人形?


北川宏人「スキンヘッド」2007年

作家の出自で定義できる?
川上南甫=人形師である伯父に師事。
川崎プッペ=人形劇団国民人形劇を主宰。
高浜かの子=人形師太田徳久に師事。
野口園生=堀柳女人形宿に入門。
北川宏人=金沢美術工芸大学彫刻科卒業/イタリア、カラーラ・アカデミア美術学院彫刻科卒業。

う〜ん、分からない。

※撮影すべて筆者※

* * *


| takebashi | feb. 2011 |

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