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逆方錐形の手洗いです。
隣のトイレと比べると、かなり古そう。
でも水栓は新しい。
根元の部分が段になっているのが特徴です。
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「源氏前」というのは、このあたりの古くからの名前だそうです。
近くの源氏前小学校のホームページからの引用。
源氏前の由来
明治以前の古い地図には、武蔵国荏原郡中延の処に大字として、旗台、源氏前、牧野、清水頭、平塚の地名がある。これは、みな源氏ゆかりの地なのである。
平安の大昔、源頼義、義家親子が勅命を受け、今の東北地方「みちのく」を治めるために出陣したところである。この地を根城として、兵を集め、馬を飼い、兵糧を整え、戦備につとめたかたみの地名である。すなわち、旗台には、陣屋を構え、根城を築いて源氏ののぼりをはためかしたのだ。
つまり、源氏前は源氏の陣屋。源氏屋敷の前の大広場という意味である。張り切ったひびき。源氏前、源氏前。
旗さし物に弓矢をたばさみ、槍を手にした兵士。ほら貝のひびき。馬のいななき。ひずめの音。光と緑の大地。源氏前は、正に東国武士の大舞台。拠点の心臓。魂のふるさと。
思いうかべるがいい。
くわ型兜。きらめく緋おどし鎧。凛とした馬上の若大将。そびえる富士の高嶺。
源氏前小の校章は、桜と兜。優美とたくましさ。御国の正しい平和のために尽くした魂のシンボルなのだ。
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