(書くまでもないと思いますが、手前が割引券、奥が入場券)
型押しまでされているし。
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図録に寄せられた文章のうち、エルンスト・プロイル「ウィーン工房の経営史—波乱の末のアンハッピーエンド—」が興味深い(図録11-15頁)。ウィーン工房は、途中紆余曲折はあるものの、30年ほど経営を続けることができた。これはけっして短い期間ではない。しかし、質の高い職人によるものづくりに対して、30年に渡ってその経営を成り立たせるほどの需要があったかというと、決してそうではない。それどころか、最初からビジネスになるような需要は存在しなかったとも言える、お金持ちたちの道楽。
思想的な側面で後のデザインに影響を与えたといえるのでしょうけれども、本来、そのようなデザインを提供しようとしていた相手に影響を与えられなかった現実とのはざまを、どのように評価したら良いのか。
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