不二家は創業100周年、そしてペコちゃんは生誕60年だそうです。
11月21日まで開催中。
前回かなり人が入ったということなのでしょう。予算がついたのか、展示のための什器も格段に充実しています。
前回は、一部の資料はテーブルに並べただけというものだったのですから。
衝撃的な、「張り子のペコちゃん」。
写真から再現した模様。昨年の展覧会では見た覚えがないので、新作でしょうか。
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展示内容は散発的。
年代の異なる商品をカテゴリ毎にならべる方式です。
ひとつひとつに年代が書かれているわけではありません。
こんなものがありました、という感じです。
不二家は社史もあるので、併せて見るべき、なのでしょう。
『不二家 : 五十年の歩み』不二家、1959年。
『Fujiyabook : 創業80周年記念誌』不二家, 1990年。
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ステージでは、着ぐるみの他、
ロボットのペコちゃんも登場。
金かかってますね。
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以下は昨年の様子。パネル等はきちっと作られていましたが、展示自体は手作り感あふれていました。
毛氈を敷いた長テーブルに並べられたペコちゃん、ポコちゃん。
展示物との距離感がなくて、とても良かったと思います(ガラスがないので、写真も撮りやすかったですしね)。
下手な展示というのではなく、限られた予算の中でがんばった、という感じでした。むしろ今年の展示はわたくし的にはつまらなくなってしまいました(笑)。
じつは私、手作り感あふれる博物館巡りという趣味もあるのですが、ここで紹介するほどのストックがないのが残念です(笑)。
ペコちゃんって右舌出しが基本なんだ。
返信削除平面の場合は、斜に構えて手前側に出るように
反転もありなんでしょうけどね。
この立体ものでもそうだけど、向こう側に舌が出てると
何だかおかしいですよね。
この辺りのことは何かで読んだ覚えがあるけれど。
やっとかめさん こんにちは。
返信削除そんな疑問を出されると調べたくなってしまうじゃありませんか(笑)。
昨年はPeko Pokoのデザインマニュアル、清刷集が展示されていたんですよね。そのときの写真を見る限り、基本は右。一部左に出ているものもありました。必ずしも顔の向きとは関係ないようです。中身を展示していたのは清刷集だけでしたので、どのようなルールがあるのかまでは分かりませんでした。
目の向きと関係あるかと思いましたが、それもいろいろですね。
なぜか展覧会チラシも、上のステージ写真の背景に描かれているペコも左側です。
wikipediaには左に統一されるようになったとありますが、これは向かって左のこと?
分からなくなってきました(笑)。
こんど不二家の社史を見てきます。
ペコちゃんて(ポコちゃんもだけど)、眉毛がないということを最近知りました。言われてみるまで気づかなかった……