2012年9月29日土曜日

頭の惡い人は鼻が惡い
▼頭腦明快を望む人は注意せよ




此の廣告ハ一定期間更新が無い電脳日誌に表示されてゐます。


❖ ❖ ❖

頭の惡い人は鼻が惡い

▼頭腦明快を望む人は注意せよ


鼻と腦とは薄い骨の膜一枚で隣り合つてゐるので、鼻に病氣のある人は必ず腦が惡い。頭腦の不明晰の人、年中頭痛持ちの人等は調べて見ると必ず鼻の何処かに故障のある人である。早く根治の方法を講ぜぬと神経衰弱や憂鬱症に陥り遂には廢人同様となることさへあります。では如何にして之が根治をなすか、ドクトル湊謙治氏は多年苦心研究の結果之が治療に付き畫期的自宅療法の完成に成功するに至りました。一日一回三分間宛で、當住座臥何処でも出來ます。世の同病に惱む人々の爲め其方法を御知らせ致します。希望者は東京麹町區元園町一ノ五二明光社へ新聞名記入ハガキで申し込めば詳細説明書をお送りします。

『読売新聞』1933(昭和8)年5月19日、朝刊9頁。

だそうです。
煽りのキャッチコピーも、本文も、なんとも怪しげですねぇ。

このドクトル湊謙治、かなり大々的にビジネスを展開した模様。


ググってみると、「ミナト製薬」という会社が現在でも「ミナトシキ液」という鼻病薬を出しているようです。会社沿革によると創始者の名前が「湊謙一」となっていて、上の広告の「湊謙治」とはちょっと違うのですが、同一人物でしょうか。ああ、調べ出すとキリがないんですよねぇ。


0 件のコメント:

コメントを投稿