渋谷区円山町。
すぐ近くの松濤は大きなお屋敷ばかりだというのに、このあたりの混沌とした町並みはなんとも素敵。
木造モルタル二階建てアパートメントの壁面に鉄製の梯子。
上を見上げるとガラス引き戸の非常口。
ただし、ガラスの向こう側には荷物が積み上がっていて、もはや非常口としての役には立たないようです。
同じ建物の反対側。
1階は居酒屋です。
挙動不審な街角カメラマンの様子をうかがう猫。
物件は井の頭線・神泉駅の真ん前にあります。
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20120921追記
やっとかめ様から驚きのご指摘をいただきました。
この木造モルタルのアパートメント喜寿荘の1階は、1997年におきた「東電OL殺人事件」の現場だったというのです。詳しくはwikipedia、あるいは「東電OL殺人事件 現場」でググってみてください。
他のウェブログでも、この建物を撮影後に例の事件の現場であることに気づいた、ということを書かれている方がいらっしゃいます。
知らず知らずのうちに引き寄せられる何かがあるのでしょうか……。
さらに詳しいコメントを頂きました(↓)。
呼ばれちゃったんですかね〜あっちの世界から(笑)。
返信削除「東電OL殺人事件」は過去の話ではなく
去年今年と動きがあったホットな話題でもあるので
「実はここは〜」という記事が続くのかとも
思っていました。偶然でしたか、ここなんですよ。
それはそれとして、僕もググってみたんですが
今あれほど詳しく出ているとは、びっくりです。
この偶然をうちで記事にしてもいいですか?(笑)
やっとかめさん、こんばんは。
返信削除いや驚きました。
私はまったくの通りすがり。
避難用梯子に興味惹かれて写真をとっただけなんですが、あの事件の現場だったとは……。
たしかに、建物自体、なんか妙にひきつけるものがあったんですよね。
閉まった雨戸とか、梯子の脇の扉とか、二階の洗濯物とか。
呼ばれちゃったんですかねー(笑)。
>この偶然をうちで記事にしてもいいですか?(笑)
どうぞどうぞ。