新宿のこのあたりに来ることはあまりないのですが、秋田道夫氏の信号機の展覧会を見て以来信号機に目がいくようになってしまった私。近くに行ったついでに見てきました、GKデザインの西新宿「サインリング」。
どうやら、「サインリング」という単語が市民権を得たようで、この場所に関する記述がヒットするようになりました(2013.2)。
で、「サインリング」。「新宿警察署裏交差点」に設置されています。
非常に重たそうな信号機がいくつも附いています。十字路なのに妙にいくつも信号機が附いていて、運転手は自分が見るべき信号がどれなのか迷わないのでしょうか。
輪の内側に入ると、すこし不思議な感覚になります。
そうですね、自分の眼が魚眼レンズになったような感覚でしょうか。頭の中の知識、経験は、信号機の支柱は直線であると教えているのですが、眼に映る光景はサークル状。
「常識」に基づいた経験と感覚を破壊するということは、じつはこの「サインリング」はアヴァンギャルドな構造物なのかもしれません。
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上空から見ると、まるで写真の上に丸くマークしたように見えます。
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