石井鐵太郎氏(明治26(1893)年〜昭和53(1978)年)は、東京産業信用金庫(現さわやか信用金庫)の会長を務め、また長らく地元の社会福祉活動にも尽力してきた人物。
品川区の名誉区民第1号でもあります。
品川で名誉区民制度
第一号に石井さん
(前略)
石井さんは戦前から民生委員として、多方面の福祉活動に努力。戦後の混乱期には、都民生委員協議会に呼びかけて要生活保護世帯の実態調査をおこない、この調査資料が米進駐軍司令部の厚生部長、福祉課長の状況調査と物資の救援を促した、といわれる。
27年以来、品川区社会福祉協議会の会長。41、2年度に私費百万円で「寝たきり老人の実態調査」をおこない、行政の寝たきり老人対策の端緒になったという。現在、都社会福祉協議会の名誉会長でもある。
都内で最初の児童会館を品川区内に誘致するなど、児童福祉の分野でも活躍。さらに長らくと共同募金会副会長、都同胞援護会会長などもつとめている。
調べもののついでに、東京産業信用金庫の新聞広告。
* * *
日も暮れかかっていたのですが、改めて新聞少年像(夜明けの像)を鑑賞。
写真ではスケール感が分からない思うのですが、八幡小学校の新聞少年像と比べるとずいぶんと小さい。
じっさいの少年の7〜8割ぐらいのスケールではないでしょうか。
八幡小学校の新聞少年像はほぼ実物大という印象でした。
作者名が記されていないか、探してみましたが周囲に植え込みがあることもあり、分かりませんでした。
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