| mejiro | feb. 2009 |
公園の水飲み場の構造物が好きだ。とくにコンクリート造りの古いものに眼がない。最近のものはだめだ。あらかじめ一体成形されているものを、ただ持ってきて設置しただけのもの。なにやら場違いな感じがする。全く魅力を感じない。
もちろん、古いものだってけっしてその場で施工しているわけではないだろう。しかしこの写真をみても分かるように、古い水飲み場は地面と一体化している。地面からそれは生えているのである。排水溝も、ただ下水管につないだだけではないのだ。
それはたまたまそこにあるのではない。そこに存在する必然性がある。それが魅力なのだと思う。
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