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二段式水飲みのモダン・バージョン。バリアフリー対応済み。
水受けから排水路へのデザインもなかなか優れている。
手洗い水栓の配置にはもう一工夫欲しいところ。排水路のために支柱が細く見えるので、水栓の配置が窮屈。水栓を排水溝の中央に配置するためか、全体が左にシフトされていてバランスが悪い。また、左右の水飲み水栓の高さにあまり差がなく、なぜふたつの水飲みがあるのか説得力がない。
下の写真の標準的な二段式水飲み場は、支柱の太さを変えることで手洗い水栓配置位置の問題を回避している。また、支柱の視覚的な太さの違いが大小のバランスを上手く表現している。ふたつの水飲み水栓の高さの差も、利用者の違いを明確に想定している。こうしてみると、けっこうよくできたデザインなのだ。
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