風呂の御用は八代へ
長州風呂の專門
特許八代式
長州風呂
……は經済で ご家庭にて 温泉気分 二百パーセント
歳末謝恩奉仕工事仕り候
[遠方ノ出張工事可]
『朝日新聞』1933年12月9日朝刊13頁。
「長州風呂」とは……
ちょうしゅう‐ぶろ 〔チヤウシウ‐〕 【長州風呂】
円筒形の鋳鉄の釜の周囲を、耐火煉瓦(れんが)・コンクリート・漆喰(しっくい)などで固めて据え付けにした風呂。五右衛門風呂ともいう。(デジタル大辞林)
鉄製の風呂釜(がま)を漆喰(しっくい)などで囲んで据え付けた風呂。中国から長州(山口県)に伝わり一般化したのでこの名がある。直接釜下に火をたく。煙道を備え釜の周囲を煙が回り熱効率がよい。 (百科事典マイペディア)
基本的には五右衛門風呂。ただし、金属製の湯船が剥き出しになっているのではなく、周囲を漆喰で固めてある、と。
現在でも製造している鋳物メーカーがあるようですよ。
「熱がやわらかく伝わり、まろやかな湯加減が肌にやさしい」のだそうで。ちょっと入ってみたい。
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