壁面には海亀の剥製が掛かっており、脇に添えられた解説が涙をそそるものでした。
海亀
此の亀は昭和二十五年九月辨天島にて捕わって丸宮デパートより水族館に贈られて前のプールで泳いでいましたが海水育ちの海亀は淡水の生活が合わないため療養薬石の効なく昭和二十五年十一月七日他界したのであります。
尚昭和二十六年三月剥製となり悲しい姿で再び水族館へ来たのであります。
記
一、体長 一米五十糎
一、巾 七十五糎
一、重サ 一一二瓩(三十貫)
来館して1ヶ月ほどで他界してしまったということでしょうか。仮にも水族館で淡水で海亀を飼うとは……。とはいえ、海のない岐阜県ですから生前の海亀は短い期間でも人気を博したのではないかと想像されます。
さらっと読めば涙を誘う悲劇ですが
返信削除ギャクタイと言っても良いかもという話ですよね(笑)。
知らなかったんでしょうけれど。一応プロだけど。
この建物、水族館らしくない普通の家風ですが
見事な左右対称ですね。家相悪そう(笑)。
と言うより、左右を反転してコピーしてくっ付けたような
本当に綺麗な左右対称。こんな建物初めて見ました。
やっとかめさん、こんばんは。
削除確かに虐待ですよね(笑)。
左右対称は家相悪いんですか?
『ちいさいおうち』はどうしましょう(笑)。
http://tokyopasserby.blogspot.jp/2010/02/blog-post.html