御影石の支柱に御影石の水受け。
支柱に排水用の溝が切ってありますが、水受けの排水口はこんな状態。
たぶん、水は溝を伝わることなく、地面に落下するのではないでしょうか。
反対側から見ると、支柱は丸くなっています。
真上から見ると、こういう構造になっている、ということです。
この水飲み場の存在は今年1月に知り何回か見に行っているのですが、いつも水飲み場脇のベンチでおじさんがくつろいでいて写真が撮れないでいたのです。6月になって、ようやく撮れました。
かつてここには「桑田記念館」という児童図書館があったそうです。
桑田家はこの地に永く在住していました。先代衡平氏は特に教育事業に尽くされた方です。当主である権平氏も孝心深く、先代の志を受け、衡平氏三十三周忌を記念し昭和十年四月十七日、東京市赤坂区檜町の宅地約二千坪と邸宅を本区に寄贈されました。また児童図書館設備その他諸費として同勝子夫人より多額の寄附も受けました。
本区は同邸を改築し桑田記念館とし図書館を併設、永く桑田家の徳行をたたえることにいたしました。
公園の奥の路地に入ると古い住宅が密集しています。再開発予定地ということなので、しばらくしたら風景が変わっているかも知れません。
0 件のコメント:
コメントを投稿